マイホームをすべてタイル床にしてみた感想

マイホーム 101

こんにちは(❁´◡`❁)
私は2023年11月に地元工務店で建てた注文住宅に入居した主婦です。
これまでの人生で夫婦合わせると、今回でおよそ30回目の引っ越しとなりました。

そんな、たくさんの家を見てきた私達夫婦がこだわり、夫が図面までひいて作り上げた注文住宅に関する、様々な良かった点や後悔する点、特にこだわった点などをご紹介しようと思います。

これからお家を建てようとする方やリフォームされる方などの参考に少しでもなれば幸いです。


まず、今回は床材についてです。

我が家の床材は屋内用タイル・屋外用タイル・フロアタイルを使用しています。
一般住宅でよく使われるフローリングは一切使用していませんが、とても満足しています。

新居の床はフローリング無し

我が家の床材は、夫の強い希望でフローリングと呼ばれる木質系の床材は一切採用しませんでした。

というのも、新居を建てる計画をする中で希望するイメージを固めていくと、目指すは美術館のような空気感の家だったからです。

夫婦の希望は、生活感の無い家でした。
美術館の様な、凛とした空気感を自宅でも味わいたかったのです。

とはいえ、我が家にはまだ小さい息子がいるので、妥協しなくてはいけない部分もたくさんありますが…

また、否定的な意見も多いタイル床。
子供が転んだら痛いかな、とか、おもちゃや食器などを落としたら落とした物も床も割れるかも、とか。
私も迷わなかったわけではありません。

でも考えてみれば、木の床だって転べば痛いし、物を落とせば木の床だって傷がついたりへこみますよね。

さすがに段差のある個所(我が家はリビング部分だけ一段下がっています)は怖いので角にクッション材を貼り付けていますが、引っ越しておよそ3週間が過ぎようとしている今のところ、タイル床に対して後悔はまったくありません。

…と、今は夫婦共に満足していますが、私自身は夫に言われるまでタイル床はあまり視野に入っていませんでした。

綺麗だけど、冷えるとか足腰が疲れるとか…
いろいろとデメリットも囁かれていますから。

本当は無垢床の繊細で贅沢な温かみも好きです。
楽なメンテナンスで木の温かみを得られる複合フローリングも素敵だなと思います。

でも、今はこの選択で良かったと思います。


たしかに今の季節はひんやりしているけれど、夏場は気持ちよさそうかなと思ったり。
疲れやすいと言われているけれど、引っ越し前よりも疲れやすくなったかと言えばそんな風には思えません。

ちなみに引っ越し前はマンション住まいで一般的なフローリングでした。

もしかしたら、一日自宅にいる私はスリッパ代わりにUGGのスリッポンを履いているから気にならないのかもしれませんが…

床材問題。
こればかりは好みの問題が大きい気がします🌸

それぞれに違った良さがありますので、あまり偏見を持たずにいろんな床材を調べてみることで、満足できるマイホームづくりができるのかなと思います。

なんといっても、床は生活する中で必ず目に入り、触れている場所ですから。
こだわりたいポイントですね。

フロアタイル

我が家の床は、来客時などに見える床はすべて磁器質のタイル、それ以外の個室や水回りなどにはフロアタイルと呼ばれるビニールで出来た床材を使用しています。

もちろん私たちの理想は全面磁器質タイルだったのですが、やはりそうなると費用がかさみます。

そこで、フロアタイルが候補に挙がってきました。

フロアタイルであれば費用を抑えつつ、耐水性や強度などもあり、最近はデザインも様々でクオリティの高いものがたくさんありますので、寝室などの個室やトイレ、脱衣室等のプライベートなスペースにはフロアタイルを採用しました。

はじめは妥協案的な扱いだったフロアタイル(ごめんなさい)でしたが、実際に施工されたものを見てびっくり!
費用を抑えながらも仕上がりは予想以上に綺麗で質感もよく、結果的にこれが私達にとって最善の選択だったなと満足しています。

我が家で使用したフロアタイルは「moduleo」という商品(メーカー?)の品番WD1125。
グレーがかった木目調です。

内装を考えている際に木目はいらないと言っていた夫が気に入り、選んだ時は驚きましたが、木目のリアルな凹凸感があり、プリント感はほとんど感じられません。
個人的にはとてもおすすめです。

磁器質タイル

そして磁器質タイルに関して。

我が家は大手ハウスメーカではなく、地元の工務店に依頼して建てました。
そして少しでも費用を安く抑えるために、外構や床張りなど一部の施工は夫の会社関連の業者さんに直接依頼しています。

使用するタイルについては夫が直接メーカーから取り寄せ、職人さんに施工していただいたのですが…

タイル張りが始まってみると、用意した磁器質タイルでは枚数が足りないことが発覚!
慌てて追加で注文しようとしたところ、なんと使用するタイルのメーカー在庫数が足りないという事態に…

我が家の床に採用したのはサンワカンパニーの「ポーラアルデ マット」という商品でした。
こちらは屋内床で使用することができる凹凸の無いタイプのタイルです。

しかし在庫数が足りないとのことでしたので、まだ施工前だった、一段下がったリビング部分に同シリーズの「スレート」という、屋外や浴室の床でも使用できる少し凹凸のある仕上げのタイルを使用することに。

夫は初めからすべてのタイルをこのスレート仕上げにしたいと言っていたのですが、屋外でも使うような凹凸があるタイルだと靴下などの衣類がぼろぼろになったり、息子が転んだ時に怪我をするのではないかと考えた私がマットタイプを推して決定しました。

ですが、今はこの時の判断を少し後悔しています。

もちろん衣類は傷みやすいかもしれません。
リビングのスレートタイル部分の多くはラグが敷いてあるため、今のところ転んだ際に怪我をしやすいかどうかは不明です。が…

スレート仕上げの、この何とも言えない立体感。


写真では伝わりにくいのですが、スレート仕上げの方は光が当たったところに凹凸の印影がわずかに入り、より私達夫婦の好みです。

でこぼこしているとはいえ、ざらっとした感触ではないので屋内でも違和感を感じることもありません。

もし過去に戻ることが出来るのなら、すべての磁器質タイル部分をスレート仕上げにしたいと思ってしまうほどです。

サンワカンパニーのショールームでひとめぼれしたこのタイルですが、もっとよく感触を確かめて選べばよかったなと後悔しています。

まとめ

以上、すべての床をタイルにしてみた感想でした。

計画している当時はもちろん真剣に考えていますし、よく検討したつもりでした。
でも、後になってみると、あともう一歩深く考えておけばよかった…と思うこともしばしばあります。

前述したとおり、我が家は木質系フローリングは一切採用しませんでしたが、それに関しては全く後悔していません。

ネットの口コミなどではタイル床についてマイナスの意見が割と多く見受けられますが、自分達の理想に合わせて選択出来たことを満足しています。

もちろん失敗談などを参考にして対策を取ることは大切ですし、私達もYouTubeやSNSなどで色んな方の失敗談を参考にさせていただきました。

それでも、本当に自分たちが求めるものは何なのかを考え、周りの意見に流されすぎないように選択することは大切だと思います。

あとは自分で色んなショールームに足を運んだり、調べてみることをおすすめします。
私達もサンワカンパニーのタイルは偶然ショールームで見かけ、他社のタイルとの価格の違いに驚き採用しました。


なにはともあれ、全面タイル床に関して、我が家は大満足です♪
この記事が、床材に悩む誰かの参考になれば幸いです。

それではまた。

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